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赤松接骨院

愛知県名古屋市天白区
野並3丁目405
AMBER HOUSE 1F

■診療時間
【月~金】
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 午後 3:00~9:00
【土】
 午前 9:00~12:00

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日曜日・祝日・土曜の午後

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院長ブログ 2018年7月

テニス肘

外顆炎、テニス肘なんて言われ、治りにくいのが当たり前だと思われている。
表現はいろいろだが、要は筋肉の纐纈、痙縮、こわばり、こりみたいなもの。
 だから、練習を特に休む必要はないだろう。
  
14歳 男性 硬式テニス
 2年前に痛くなり、整形へ。 2か月テニス禁止し良くなった。
しかし以後、時折痛くなったが、自制内のため放置。

今回、すごく痛くなり当院へ。
前腕、上腕の屈筋、伸筋、母指球筋、肩甲挙筋の圧痛部を施術。
5回行い痛みゼロとなる。肘の伸展制限( 3°)もなくなった。
 
40歳 女性 硬式テニス
 1年ほど前より痛くなりN接骨院へ、姿勢、骨盤のズレが原因だと矯正を何度か受ける。
多少良くなったが、まだまだ痛いため当院へ。

 前腕、上腕の屈筋、伸筋、母指球筋、肩甲挙筋の圧痛部を施術。
3回施術し、痛みは無くなった。
 
55歳 男性 硬式テニス
 何年も前より痛いとの事、前腕、上腕の屈筋、伸筋、母指球筋、肩甲挙筋の圧痛部を施術。
痛みは自制内となる。 テニスをしていると少し痛むがいい調子と。

「もう何年も前から」と、この「年齢」になるとなかなか「痛みゼロ」は時間がかかる。
大体、自制内の痛みなら通院をやめる患者さんも多い。

 どうにも痛いとまた来院。
 
前腕の伸筋(腕橈骨筋)が主たる原因だと思われがちだが、もっと広い範囲、
肩甲骨まわり、握る筋肉を施術してやると、結果が速い。
 
 それにしても、すぐに姿勢、骨盤矯正しようとする接骨院はいったい何?
それでよくなるとでも思っているのだろうか?

 商売も大事だけど、同じ接骨院として悲しい。


関節唇損傷

関節唇損傷、関節を構成している軟骨だが、肩、股関節で言われる病名
しかし、関節唇が本当に痛みの原因となるのか、MRIでたまたま見つかっただけでは?
 
30歳 男性 野球(ピッチャー)

18歳の時、肩を痛め整形へ、MRIにて関節唇損傷と診断される。
治すには手術しかないと言われた、しかし最後の大会も近いため手術はせず、

医師には「手術しろ」と何度も言われながら注射をし、痛みを我慢して試合に
出たとの事。
 
大学でもピッチャーをしていたが、その当時はわりと調子よかったとの事だ。
そこで本人も、「ほんとに関節唇が原因だったのか」と疑問を持っていたそうだ。
 
30歳になり草野球を始める、もちろんピッチャー
しかし、じわじわ痛みだし、投げれなくなり当院へ。
 
大胸筋、棘下筋、三角筋、上腕二頭筋、三頭筋、前腕の屈筋、伸筋部の圧痛部位を
アキュ、マイオを使い施術。 可動域、痛みは改善
 
少しずつ投球もしながら施術も継続、6回ほど行い10割の力で投げても痛みは出なくなった。
痛みもないし、すごく調子がいい、動きがスムーズだと。
 
MRIの結果、関節唇に異常はあるのは事実だろう。
しかし、それが痛みの原因ではないと思います。

最近、スポーツを売りにしている整形外科が多いせいか、関節唇損傷、
インピンジメントなどと診断される患者さんを良く見かける。

インピンジメント

インピンジメント症候群. 関節が、ある角度で痛みや引っかかりを感じ、
それ以上に可動できなくなる症状の総称。 肩、股関節で使われているが、
要は、なんだか解らないから症候群という名前なのだろう。
 
聞きなれない病名を言われると不安になり、心配になる。
検査をして、「見立てがいい」と思うかもしれないが、良くならなければ意味がない。

これも筋肉のこわばりを取ってやれば痛みは消失するし、可動域も広がる。
 
19歳 女性 新体操

3か月前より練習中に左股関節に痛み出現。 開脚できなくなり整形へ
MRIにてインピンジメントと診断され、2か月ほどリハビリに通うも改善しないため当院へ。
 
腸腰筋、中臀筋、半健、半膜様筋、腓腹筋内側頭部、第4-5中足部骨間筋、
大腿筋膜張筋部に圧痛あり、それらの筋を緩めるように施術。

施術後、開脚時の詰ったような痛みは無くなるも、練習するとまた痛くなる。
施術を6回繰り返し練習時の痛みも消失、可動域も良くなった。
 
痛み、引っ掛かり、詰った感じは筋肉が原因
この方、以前より腰痛もあり、分離症と診断され、治療歴もあるが、腰は痛いままと。
股関節と腰の痛みは関連してるから、腰も良くなった。
 
軟骨が原因とか、ズレが原因なんて言う人もいるが、軟骨は痛みの原因にはならない、
軟骨ならリハビリ、治療しても変化しない、でも良くなる人がいる、なぜか。
 
関節は遊びがあるから、捻じりながら伸ばしたり、曲げたり出来る、それをズレって...。
リハビリは筋肉に対してのアプローチ。
何が痛みを生み出しているのか、よく考える必要があると思います。


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