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赤松接骨院

愛知県名古屋市天白区
野並3丁目405
AMBER HOUSE 1F

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院長ブログ 2015年6月

TFCC損傷? 痛くなければよいのでは?

いわゆる手首の捻挫、腫れ、熱感、皮下出血があれば固定で良い。

でも、徐々に痛くなってきた、腫れも皮下出血もないものを長期固定してると

治りがよけい悪くなる。


痛みを取る治療、施術が必要。

断裂 = 痛い と考えるからややこしくなる。


新鮮外傷(急な怪我)と年齢的な変化、変性 酷使による摩耗、断裂は別問題

新鮮外傷以外は、皮膚のシワを固定しているようなもの、意味がない。


靭帯が切れてても、軟骨が断裂してても、痛くない人は沢山いるのが事実。

画像検査(レントゲン、MRI、CT)と痛みはイコールではない。


調査報告、整形外科の文献でもいくつもある。 日本国内だけでなく

なのに固定が一番の治療だと思い込んでいるし、固定を勧める人が多い。


なかには固定で良くなる方もいるから勘違いしてしまう。


最終手段が手術、完治には手術が必要..だとか...

完治とは何をさしているの?  痛み? 構造の再生?


何が痛みの発信源なのか、よく考えてみて。 痛みがなくなればいいのです。

治療、施術に携わる者なら なおさら生理学の文献を読めば解ること。


何週間も何ヶ月も固定しても痛みは残る。 手術も同じ

痛みを出し続けているのは筋肉。筋肉を施術、治療してやればよくなる。


力仕事、スポーツ、なんでも出来る様になる。


痛みは手首だけでなく、膝、腰、首、足部、肘もみな同じメカニズム。


従来教科書的にもステレオタイプ(共通に受入れられている単純化された固定的な概念やイメージを表わすものとして用いられる)
であった、安静、受動的治療、画像所見重視の医療スタイルは近年、疑問符がついています。


TFCC損傷だから痛いの?


肉離れ(筋挫傷)

筋の断裂により陥凹(へこみ)がなければ、ほとんど固定は必要ないだろう。

皮下出血があっても、固定が必要なほどの構造の損傷はほとんど無い事が多い(微細断裂が主)。

完全な固定は治癒過程にある組織に対し有害であり、結果として構造的に弱く組織学的にも脆弱な

組織を形成してしまう。 よって、マイオパルスを通電しながら、我慢できる範囲で動かしていく。

それが、腫れ、むくみを抑制し、早期回復につながる。


症例1 33歳 男性

遊びでサッカー中に何かが当たった感覚、以後どんどん痛くなり、歩けなくなる。

陥凹はなく腓腹筋内側頭に圧痛著明。 マイオパルスを通電しながら自動運動

当日、帰りには痛みは半減近くなり、
2日目位より皮下出血が少し出現

5日目には痛みもなく走れるようになる。


症例2 45歳 男性

野球で走塁中にピリッと痛みが走り動けなくなる。

救急病院受診、消炎鎮痛剤、湿布を処方され安静の指示

2週間経ち、痛みは軽減するも普通には歩けないと受診

大腿二頭筋部に圧痛、筋硬結あり、施術

10日間ほどで、走っても痛みはなくなった。


怪我後、何週間も痛むとか、つっぱるとか、言われる患者さんがお見えになるます。

肉離れはわりと早く治りますが、放置期間が長いとよくなるのも時間がかかります。


WBCで肉離れをした侍ジャパンの4番村田 修一選手も、アキュ、マイオを通電、施術し

早期復帰されました。

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