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赤松接骨院

愛知県名古屋市天白区
野並3丁目405
AMBER HOUSE 1F

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院長ブログ 2016年1月

外脛骨障害、有痛性外脛骨、病名はどっちでもいい

外脛骨障害と言われたり、有痛性外脛骨と言われたり。   どちらでも施術に大差はない。
初めは、一つの筋肉がきっかけだが、時間経過で、複雑になり、治りも悪くなる
 
問題の筋肉を施術して、自分でも、ストレッチすれば、数回あれば、たいてい良くなる。
何か月も運動中止、痛いなんて、「何やってんだろう」と思う。

症例 11歳 女性
 クラッシックバレーをしており、つま先立ちが多くなり痛み出した。
整形外科を受診、湿布と安静。 ストレッチを指示された。

その後、痛みは強くなり、歩くだけでも痛むようになり、他の整形外科へ行くも、
結果は同じ、湿布と安静の指示と。 登下校も送り迎えが必要になり、当院へ。


         外頸骨.png
    
両外脛骨部は少し触っても痛い。 やや赤く、腫れなし、熱感なし。
両腸腰筋、半健、半膜様筋、前脛骨筋、後脛骨筋、母趾外転筋部に圧痛あり

それらの筋を、一つづつアキュ、マイオを使い施術し症状消失した。
そけい部は、1年前より足を上げると痛みあり、病院で、異常なし、湿布処置のみと

その後、大腿後面のツッパリ感も常に出はじめ、痛いまま練習していたとの事。 
これが、きっかけで、痛みが広がったのかと思われます。


症例 34歳 女性
 子供の頃にも痛かったが、運動をやめ、湿布で乗り越えたと。 
立ち仕事をするようになり痛み出した。 病院受診するも、湿布と消炎鎮痛剤で様子見てと。
一向に改善しないため、来院。
 
右外脛骨部に疼痛、圧痛あり、後脛骨筋、半健様筋、半膜様筋部、ソケイ部に圧痛あり、
それらの筋を施術し症状消失した。  



施術効果をみながら進めるため、1、2回でよくなるとは言いきれない。
しかし、痛みは無くなる。 それにどれだけの回数を要するかは、はっきり解らない。

足底板も一つの方法ではあるが、痛みの軽減は得られても、消失は難しい。
「成長が止まれば痛みもなくなる」、なんて言う医療関係者もいるが、 20代、30代で痛い人は何?

解らないとすぐ炎症。 偏平足だから。 炎症が何か月、何年も続かないでしょう?
慢性の炎症性疾患は強直性脊椎炎、リウマチが代表的だが、リウマチとでも言うのか?

扁平でも痛くない人もいるでしょ?
 疑問だらけです。

でも、なぜ多くの筋が傷んでいて、外脛骨部が痛いのか不思議ですが、
関連痛、脳の識別性の問題だと思われます。




有痛性外脛骨だから痛いの?
外脛骨障害
 








分離症なんか気にしない!

健常者でも腰椎分離は存在する。  分離していてもプロ選手になれる。
分離していてもオリンピック選手にもなれる。

70歳になって、初めて腰痛になり分離しているのが見つかる人もいる。
これはまぎれもない事実です。



症例  14歳 女性  

2か月前より痛くなり、整形外科へ
レントゲン、MRIの結果、腰椎分離症と診断されコルセットを作製、安静を指示される。

しかし、本人どうしてもソフトボールをやりたいと当院へ。
本人、両親に分離症のことを説明、話し合い、固定せずにソフトボールを続行することに決めた。

それだけでも、本人の表情は明るくなり、不安はふきとんだ模様だった。
不安がつのるだけでも、痛みは強くなり、長期化する傾向にある。


    全身.png

左腹直筋、左腸腰筋、左半腱、半膜様筋、両中殿筋部に圧痛あり、これらの筋を施術。
ソフトボールは継続しながら計10回行い。 完全に症状は消失した。

試合でも、大活躍だと。

ちなみに、2か月経過した時点で整形外科を受診。
レントゲン検査の結果、 「 骨癒合は良好 」 と言われたと教えてくれました。

おそらく、腸腰筋に引っ張られ、分離が進んだり、すべり症と言われる状態になるのではないかと思います。
だから、筋の短縮がなくなれば、固定しなくても、骨癒合は進み、良好になるように思います。


固定で行くのか、スポーツ継続で行くのかは、本人、親御さんと相談し決めます。
〇〇病院の先生に、「固定しないと治らない」と言われたと、固定を選択される方もみえます。

 なにを信じるかは自由ですが、「分離症だから痛い」 は、おかしな話です。













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