• 患者様の声
  • 院長ブログ

赤松接骨院

愛知県名古屋市天白区
野並3丁目405
AMBER HOUSE 1F

■診療時間
【月~金】
 午前 9:00~12:00
 午後 3:00~9:00
【土】
 午前 9:00~12:00

■休診日
日曜日・祝日・土曜の午後

052-891-7181

アクセス

HOME > 院長ブログ > アーカイブ > 2016年9月

院長ブログ 2016年9月

足首前面が痛い

足首前面が痛い
前脛骨筋、長趾伸筋が原因の事がほとんど

14歳 女性
 1週間前、体操の練習中、着地の際に痛くなる。
足首を反らしたり、しゃがんだり、着地でとにかく痛いと。

前脛骨筋部に圧痛あり、その筋を2回施術し症状消失
早く施術すればすぐよくなる。

全身 - コピー (4) - コピー - コピー.png前脛骨筋 - コピー.jpg
               前脛骨筋       長趾伸筋 

22歳 女性
 1ヶ月前、ハイヒールでよく歩き痛み出す。
歩いたり、しゃがんだりで、常に痛みを感じる。

我慢できないほどではないが、湿布をしていたが良くならないと来院。
やはり前脛骨筋部に圧痛著明、そこを施術し、その場で痛み、違和感は無くなった。

41歳 女性
 2か月前、正座、立ち上がりを繰り返してより痛み出す。
前脛骨筋、長趾伸筋部に圧痛あり、この筋を3回施術し症状消失した。

どうしても足首ばかりに気を取られ、痛い場所だけをいじくってもよくならない。
関連した筋の圧痛部位を探すことが大事。

他院で、靭帯だとか、偏平足だからとか言われて来院する方もいるが、
何が痛みを出すのか、解っていれば案外、簡単に良くなる。





アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎は、あくまで病名

アキレス腱炎でも周囲炎でもどちらでもよい、あくまで、病院の請求のための名前
大事なのは、腫れ、熱感があるかどうかだろう。

腫れてると訴えはあるが、たいていは浮腫(むくみ)が多いように思う。
だから、動かして、ストレッチして、施術してやれは、引いてくる。

以外に治療してるが良くならないと来院は多い。

50才 男性
 マラソン中に痛み出し、徐々に症状悪化。
歩行時にも痛くなり病院受診 アキレス腱周囲炎と診断、「安静の指示」

2週間経過、歩行時痛は改善されたが、走るとまた痛み出し、病院へ。
「安静の指示」 これを、3回繰り返し、当院へ

アキレス腱部をつまむと痛い、浮腫み少々、熱感なし
腓腹筋内側頭部に圧痛著明。 その部位をマイオ、アキュで施術とストレッチ

8回行い、痛みなく走れるようになる。


腓腹筋.jpg

15才 男性
 短距離選手。  練習中に痛み出し、病院へ。 アキレス腱炎と診断される。
何件か廻ったが、症状不変。  大会も近くなり、焦りも強くなり当院へ。

やはり腓腹筋内側頭部に圧痛著明。 長母趾屈筋も少し怪しい。
この筋肉を6回施術し痛みなく走れるようになった。

圧痛部位は、よく探さないと見落としてしまう。 圧するとアキレス腱の方に響く感じが出る。
1㎝ずれると、違ってくる。  アキレス腱が痛いのも、筋肉からの関連痛だろう。

このへんは数をこなせば、すぐ解るようになってくる。 
アキレス腱炎、周囲炎で、良くならないと言うのは、治療ポイントが違うから。

何事も、100%とは言えないが、たいてい数回でよくなる。

アキレス腱部にあれこれしてても変化は思うように出ないだろう。




早期回復の模索

 常にどうすれば早く痛みが取れるか、回復するか、方法を模索する日々。
患者さんに教えてもらい、「こうすればもっといい」と引き出しを増やしている最中。 
 
だから、去年よりも、今年の方が結果は良い。 これが、引退するまで続くだろう。
基礎は、いろんな先生の論文、講演で知識を得て、それをどう使い、施術に役立てるか。
 
アキュスコープ、マイオパルスなどの機材も、あくまで道具、使い方しだいで結果は
大きく違ってくる。
 
でも、「ヘルニア、分離症、半月板断裂、変形、神経の圧迫」など構造に こだわる、思い込みが
強い方ほど、上手くいかない。
 

『 難治性疼痛 慢性の痛み 市民公開講座より 』
 
東京大学医学部付属病院22世紀医療センター特任教授 
福島県立医科大学医学部疼痛医学講座特任教授  松平 浩 先生

・患者さんに対しての、ファーストタッチコンタクトが、予後に大きく関係してくる。
・速やかに痛み感覚を制御し不安を抑制する。
・注射、薬、手術より運動の方がよくなる。
・原因究明にこだわる方ほど、予後が悪い。
 
東京慈恵医大教授 痛み脳科学センター長 加藤 総夫 先生

・痛みは本来、生存可能性を高める機能。痛みは常に主観的である。
・痛みは、脳を変え、脳は痛みを変える。 痛みの可塑性。
・痛みの脳内マトリックス
 
以上、難しくて、ついていけない部分、聞き漏らしも多々あったが、痛みに対しての、
恐怖不安の払拭。
画像検査がすべてでは無い事を解ってもらう、思考を変えてもらう事が大切なのだが、

これが、一番難しい...

1

« 2016年6月 | メインページ | アーカイブ | 2016年12月 »

このページのトップへ