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赤松接骨院

愛知県名古屋市天白区
野並3丁目405
AMBER HOUSE 1F

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【土】
 午前 9:00~12:00

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院長ブログ

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立ってると腰が痛くなる。

立ってると腰が痛くなる。
動いていればよいのだが、立ちっぱなしで痛くて立っていられなくなる。
 
こんな症状にちょくちょく出くわす。
どうしても腰が痛いから腰ばかりに目が行きがちだが、視点を変えれば良くなる。
 
32歳 男性
 飲食店で、長時間立ちっぱなし、痛くて立っていられなくなる。 中腰もすぐ痛くなる。
腰に圧痛なく、押さえると気持ちいい。
 
中殿筋部、半腱、半膜様筋部、腹直筋部に圧痛著明
これらの筋を8回ほど施術、痛みなく立っていられるようになった。

施術回数は人それぞれだから何とも言えないが、半腱、半膜様筋(ハムストリング)が原因のことが
非常に多い。


       全身 - コピー.png
ほかにも、腸腰筋、なども絡んでくる事が多い。

よく、「骨格の矯正が根本治療」なんて言う書き込みをよく目にするが、ほんとによくなってんのかな~。
疑問でしょうがない。 骨格の歪みが、痛みにつながる根拠なんてないのでは?
 そう思っているだけ? 勝手に作ったの?

何をやっても、多少は緩和されるだろうが、また すぐ痛くなるのがおちのような気がする、
そういう方を何人も見たから、よけいそう思います。

ヘルニア、狭窄症、変形性などの病名もそうだが、痛みを出すのは筋肉と脳の関係だと基礎研究、生理学で
分かって来つつあることなのに...。 





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坐骨神経痛ですか?

「 お尻から足の外側、後面がジリジリ、ジンジンと痺れるように痛い 」
よく坐骨神経痛なんて表現されるが、本当に神経の痛みなのか?
 
ヘルニアや、硬くなった筋肉に神経が圧迫されてシビレ、痛みが出ると言われているが、
「神経線維は通常、その末端にある受容器からの信号を伝えるものであって、
その途中が興奮を起こしたりするようなことはありません。」と専門家は言っている。
 
逆に神経が圧迫されると、しびれ、痛みが出ると言う報告が見当たらない。
手術器具で圧迫、引っ張るとしびれ、痛みが発生すると言う報告はあったが、
現実的ではないし、それはちょっと違うと思うのだが...。

神経を押さえつけてとか、触るから痛いなんて言うけど、実は証明されていないし
解っていない事。 昔から言うから、そう思い込んでいるだけなのでは?
 

42才 女性
2年ほど前より時々腰痛あり、整形外科を受診するも特に異常なしと湿布のみ。
3か月前より右足がジリジリシビレるような痛みが出現。歩くのもつらくなる。

A整形外科とS大学病院受診、共にレントゲン、MRIにて異常なし、坐骨神経痛と言われ、
「安静にして薬と湿布で様子を見ましょう」と。

何度か受診するも改善なく、膝まで痛くなり、いい加減辛くなってきた所、知人に紹介され当院へ
中臀筋、小臀筋、腸腰筋、大腿直筋、外側広筋、内側広筋、腓骨筋、腓腹筋に圧痛あり

筋肉をほぐすよう施術し、ストレッチや良く動かすように指導。
5回行いシビレ、痛みはなくなった。

     
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40才 女性
腰痛は何年も前より時々あり、半年ほど前より左足がシビレて痛むようになってきた。
S整形外科受診し椎間板ヘルニアと診断され「安静、薬と湿布で様子をみましょう」と
座っていられないため仕事も退職

1か月ほど薬を服用するも特に変わらず、ペインクリニック受診。
ヘルニアが原因だと硬膜外ブロックを5回行う。
注射した1日or2日は少し良いがまた痛くなるのを繰り返し。

ネット検索し当院へ。
小、中臀筋、腸腰筋、大腿直筋、外側広筋、腓骨筋、腓腹筋に圧痛あり筋肉をほぐすように施術、 
ストレッチや良く動かすよう指導。

4回行いシビレ、痛みはほとんどなくなり仕事に就く。
長時間座っているとお尻が少し痛くなってくるが動かせば大丈夫との事

以後、たまに来院するが仕事も痛みも順調との事だが、あの痛みが忘れられない様で、気になったら
来院となった。
 
筋肉の纐纈(こうけつ)、痙攣(けいれん)が痛み、しびれの原因だから、筋肉を緩めたり、
ほぐしたりで良くなる。

神経痛という表現は良くないように思うが、どうしようもないのが腹立たしい。
ほんとの神経損傷は麻痺。


腰痛 ぎっくり腰

 
43才 女性 
 物を拾う際に急に痛みが増し、まっすぐ立てない、歩けない、仕事にならないと
知人の紹介にて来院。
 
左腸腰筋部に強い圧痛あり、その部分を施術。 その日に
まっすぐ歩けるようになり、仕事に戻られた。
 
2日後、普通に動けるが、長時間立位、座位をしていると痛みが増すと。
両腸腰筋、内転筋、外側広筋、中臀筋、ハムストリング、など施術
ずいぶん動きがスムーズに軽くなった。
 
1年半ほど前に同様に痛くなり、動けなくなったのは、今回で5回目だとか。
常に痛いのがあたりまえになっていたとの事。

今までは病院を受診していたが、安静、コルセット、消炎鎮痛剤のお決まりパターン。
病院では治らないときずいたそうだ。
 
仕事は看護師、大きい病院の介護事業の責任者をしているそうで、「安静なんかしていられない」
「代わりの人も居ないのに」と...ストレスも多そうだ。
現場が終われば、役所との会議や事務仕事。 家に帰ればお母さんの仕事。

働きすぎじゃない?って思ってしまうが、ほかにやる人が居ないそうだ。
 
痛みなく仕事ができるようにしてあげるのが、僕の役目。
休みもなかなか取れず、ちょくちょくは来院できないが、きっと良くなるだろう。
性格も明るそうだし。
 
痛みは、「情動、体験」という定義があるのだが、くよくよせず動かすのがいい。


腰、お尻が痛い

もうちょっとがなかなか良くならなかった症例があったが、内転筋だったかな~と最近思う。
もっと何十症例も見てみないと何とも言えないが、すごくいい手応え。

全身11.png42才 女性

かがんだ際にキクッと痛くなる
座っていても痛いし、右足に体重をしっかり掛けられない。

3日間様子をみるも良くならないため来院。
長、短内転筋部に圧痛あり、この筋肉を施術、すぐよくなった。  



全身12.png
45才 女性
 1か月ほど前より左臀部から大腿部、下腿外側にかけ痺れと痛み出現
病院で、坐骨神経痛と言われ、薬を服用するも改善なく
当院来院

長、短内転筋部、中臀筋、腓骨筋部に圧痛あり施術
4回目には痺れ、痛みは無くなった。
 
こんな感じの症例が続いた。
1回で良くなったり、5,6回ぐらいかかったりいろいろだけど。
今まで、腸腰筋だと思っていたがどうやらちょっと違う場合もある?
 
内転筋がどうのと言う文献は見ないが、ヘルニア、狭窄症、分離症、
坐骨神経痛など診断された方も、内転筋を軸に施術するとすごく結果が良い。
 
腰痛の85%は原因が解らないなんて言われるが、この筋肉が原因のことが
多いのではと思い出した。



 骨盤矯正をうたっている施術所は非常に多いのだが、以下の論文をどう否定するのか?
論より証拠か?  左右対称なんて自然界にはないと思うが。

発症後1年以内の腰痛患者144名と健常者138名を対象に、骨盤の歪みを厳密に測定、
腰痛との関連を調べた研究により、どのような臨床的意義においても、骨盤の非対称性(歪み)と
腰痛とは関連していないことが証明されている。
http://1.usa.gov/kIBHZm
 
腰痛患者200名と健常者200名のX線写真を比較した結果、脊椎辷り症、腰仙移行椎、
潜在性二分脊椎、椎間狭小、変形性脊椎症、脊柱側彎症、前彎過剰、前彎減少、骨粗鬆症、
シュモール結節、圧迫骨折、骨盤傾斜の検出率に差はない。
http://1.usa.gov/jb0ly3

ぎっくり腰は何が原因?

腰が痛いから腰ばかりに目が行くが、腰周囲が原因のことが多い。
要は筋肉の痙攣なのだが、それがどこで起きているのかは押さえて探す。



全身 - コピー (2).png38歳 男性 

かがんだ際に急に痛みが走り、まっすぐ立てなくなる。
中殿筋、大腿二頭筋部に圧痛著明。 その筋を施術。

1回で、痛みなく動けるようなる。

腰痛が初めての場合、1,2回でたいていよくなる。



 
 
 



全身 - コピー (4).png全身 - コピー (3).png59歳 女性

人を起こした際にギクッとなり、まっすぐ立てなくなる。
中殿筋、半腱様筋、腹直筋部に圧痛あり、施術。

1回で7割削減、3回行い、良くなった。
以前より、時々腰痛はあったとの事、ストレッチを指導し終了











全身 - コピー (5).png全身 - コピー (4) - コピー.png60歳 男性

かがんだ際にズキッと痛みが走り動けなくなった。
今まで何度も患っており、年に1回あり、その都度、
1週間前後寝込んでいたと。

以前は整形外科を受診していたが、安静と、湿布と
消炎鎮痛剤をもらうだけだと、最近は行っていないとの事。


今回、なかなか良くならないと来院
中殿筋、腹直筋、腸腰筋、半腱様筋部に圧痛あり、これらを施術。

日に日に良くなり、1週間ほどで普通に動けるようになる。
その後も固くなった筋をほぐして、ストレッチ。
 
数年ぶりに来院、あれ以来ぎっくり腰は無いとのこと。

以前は、腰ばかりに気をとられ、なかなか良くならないことも経験した。
しかし、腰周囲の圧痛を施術することで、短期間で良くなる様になった。

関連痛を理解すれば見方が変わる。
どこが悪いか、痛みのセンサーからの情報を脳が誤認していると言う事だ。










分離症なんか気にしない!

健常者でも腰椎分離は存在する。  分離していてもプロ選手になれる。
分離していてもオリンピック選手にもなれる。

70歳になって、初めて腰痛になり分離しているのが見つかる人もいる。
これはまぎれもない事実です。



症例  14歳 女性  

2か月前より痛くなり、整形外科へ
レントゲン、MRIの結果、腰椎分離症と診断されコルセットを作製、安静を指示される。

しかし、本人どうしてもソフトボールをやりたいと当院へ。
本人、両親に分離症のことを説明、話し合い、固定せずにソフトボールを続行することに決めた。

それだけでも、本人の表情は明るくなり、不安はふきとんだ模様だった。
不安がつのるだけでも、痛みは強くなり、長期化する傾向にある。


    全身.png

左腹直筋、左腸腰筋、左半腱、半膜様筋、両中殿筋部に圧痛あり、これらの筋を施術。
ソフトボールは継続しながら計10回行い。 完全に症状は消失した。

試合でも、大活躍だと。

ちなみに、2か月経過した時点で整形外科を受診。
レントゲン検査の結果、 「 骨癒合は良好 」 と言われたと教えてくれました。

おそらく、腸腰筋に引っ張られ、分離が進んだり、すべり症と言われる状態になるのではないかと思います。
だから、筋の短縮がなくなれば、固定しなくても、骨癒合は進み、良好になるように思います。


固定で行くのか、スポーツ継続で行くのかは、本人、親御さんと相談し決めます。
〇〇病院の先生に、「固定しないと治らない」と言われたと、固定を選択される方もみえます。

 なにを信じるかは自由ですが、「分離症だから痛い」 は、おかしな話です。













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