名古屋市天白区野並にある 赤松接骨院。
肉離れや肘、膝、腰などのスポーツ傷害治療や交通事故治療にプロスポーツ選手も御用達のアキュスコープを使用し,早期回復を目指します。

院長ブログ

変形性膝関節で、なぜ痛い?

変形性膝関節症( OA )と言う病名は、レントゲンの結果であって、痛みの原因ではない。
変形していても、痛みなく、歩行、正座している方は、沢山おられます。

なのに、「変形してるから」とか「年だから」とか言われて諦めている方もいます。
変形=痛い は間違い。 80代、90代で痛くない人はなぜ? 変形してないの?と聞きたくなる。

そもそも、関節軟骨には痛みを感知する神経はない。
半月板にも、外周約1/4以外は神経はない、外周約1/4の神経も、痛みではなく、位置を感知する
センサー的役割が主ではないかと思われます。

痛みを感知しても、一次痛のみ(打撲や、捻挫した際に始め起きる、チカッとかズキッとしたもの)
で、すぐに治まる。その後は二次痛。 だから半月板を切り取る手術が出来る。

OAの痛みに関する研究は非常に少なく、構造をどうにかすることばかり。
痛みのあるものを、痛まなくすることが、治療、施術の目的。
レントゲン画像を治すのではない。 

軟骨を増やす、変形を治すことが、最終目標ではないと思います。 
痛いと、変形は別の問題。

変形性と言いながら、筋トレ、ストレッチを勧める。 それで良くなったりしてるのに。
筋肉が痛みの原因と、なぜ 思い、考えないのか? 

先生諸君は頭はいいはずなのに・・・注射を何回も打ち続け、ダメなら手術を繰り返している。


筋肉を施術してあげれば、すごく良くなるのに・・・
 

2014年6月 米国整形外科学会(AAOS)は、変形性膝関節症治療に関する臨床診療ガイドライン
(CPG)
改訂版を発表。 ヒアルロン酸を推奨しないと明記した。変形性関節症(0A)は
摩擦による消耗が原因の
関節炎とも知られ、65歳以上に発症することが最も多い。
 
本CPGは膝関節置換術より侵襲性の少ない治療を対象としている。

ヒアルロン酸の関節内注射は、14件の試験のメタ解析において臨床的に重要な改善を意味する
最小開値に
達しず、症候性の変形性膝関節症治療法としてもはや推奨されないものとしている。



「X線検査で確認された変形性関節症(OA)の有無を問わず,膝の痛みを訴える中高年者に対する関節鏡手術の実施は支持されない」。

デンマーク・University of Southern DenmarkのJ. B. Thorlund氏らが実施した研究からこのような結論が導き出された。
今回の解析からは,関節鏡手術による疼痛の軽減効果はわずかで,その効果も短期に消失することが示された。
詳細はBMJ(2015; 350: h2747)で報告された。


今まで、当たり前のように行われていたことが、どんどん否定されだした。


半月板断裂だから痛いのか...

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