トリガーポイントを知り、やっと解ってきた。
ある患者さんが言っていた、「今の時代、化かし合い」だと。「何がほんとで、何が嘘か、解らない、
どの業界でもそう」と。 そのとうりだと思った。
私は、整形外科分野が専門だが、他の分野は解らない。
学校教育、過去の実績が正しいと思い仕事をしてきたが、現場で患者さんをみていると矛盾を感じだす。
ヘルニア、脊柱管狭窄症、半月板損傷、変形性〇〇症、成長痛、シビレ、数え上げればきりがないが、
整形外科の文献を調べても、レントゲン、MRIを眺めても結局、何が原因なのか解らず。
ただ、過去の治療方法に理屈を付け繰り返す日々。
なぜ良くなったのか? なぜ良くならないのか? 解らずじまい。
その頃も、トリガーポイントと言う言葉は知っていたが、興味がなかった。
整形外科学が正しいと思っていたからだ...
しかし、知人に筋筋膜性疼痛症候群の事を聞き、調べていくうちに整形外科医の加茂先生や、
トリガーポイント研究所のホームページを拝見させてもらい。
これだ! やっとすじの通った理論があった。 今までの疑問が吹き飛んだ思いでした。
それ以降、生理学、筋筋膜性疼痛症候群関連の本を買い、勉強。
それらを基に治療すると、今までなかなか良くならなかった症例が良くなっていく。
やはり疑問に思い、解決されている先生はちゃんと居るんだと安心しました。
すごく良いお手本にさせて頂いています。 今更ですが、やっと確信をもって患者さんに説明、
施術が行えるようになってきたと思っています。