2009年2月8日 中日新聞の記事より
急性痛が治まった後、痛覚神経系が何らかの原因で“誤作動”し続けている状態。原因である傷病が治っても
痛みが続き、鎮痛薬などが効かない。
急性痛が長引いている状態とは違い、決定的な治療法、治療薬はない。
研究先進国のアメリカでは、患者数は約7500万人と推計されている。
九州大医学研究院の吉村恵教授(神経生理学)の話
慢性痛は、神経損傷ではなく筋肉からくる痛みのケースが多い。実態に近いモデルは極めて珍しく、
治療法や薬物開発に有効な研究成果だ。
慈恵医大ペインクリニック診療部長、北原雅樹先生の著書です。
「 慢性痛の8割は筋肉の痛みが原因だった 」