名古屋市天白区野並にある 赤松接骨院。
肉離れや肘、膝、腰などのスポーツ傷害治療や交通事故治療にプロスポーツ選手も御用達のアキュスコープを使用し,早期回復を目指します。

院長ブログ

シンスプリント(骨膜炎)

 シンスプリントの生じるメカニズムについては、多くの議論がなされ、
ほとんどの専門家が、オーバーユースとバイオメカニクス的異常に起因する
骨膜の炎症性過程があることに賛同している。
 
 しかし、下肢バイオメカニクスなど身体要因の影響には疑問がある、
ゼロではないかもしれないが、下肢形態と痛みに相関性を感じない。
炎症性といってもごくわずかで、特に安静を必要としないレベルだと思います。

 炎症と言われると、「しょうがないなぁ」と納得されている方が多い
ように思います。 
打撲も炎症性、組織損傷、程度にもよるが、打撲で治るまで安静にする選手は
いないと思うのですが。
 
 
◌16歳 女性 バスケット
 3、4年前より痛みがあり、休んだり、練習したりを繰り返している。
いろんな病院、治療院も行ったが、思うようによくならず、痛いまま続けている。
 
下腿の筋肉はもちろんのこと、大腿部の筋、臀部の筋にも圧痛があり、
練習は行いながらそれらの筋肉を施術、5回行い症状が消失した。
 
◌15歳 男性 陸上部
 走る量が増え、徐々に痛み出し、痛くてゆっくりしか走れないようなる。
陸上部の先生にシンスプリントだから、走るのを禁止される。
その後、病院受診 シンスプリント、骨膜炎と診断され、安静の指示
しかし、日常生活に支障はないが、走ると痛み、当院へ。
 
 発赤、熱感なし、腫れ?むくみ?が若干、ヒラメ筋、腓腹筋、半腱、半膜様筋に
圧痛著明。それらの筋肉を3回施術。練習をしても、痛みはなくなった。
腫れ、むくみも消失
 
やはり、痛みの発信元は、筋肉のこわばり、凝り
その発信元がどこにあるか、探すのが大変 痛む場所だけが悪い訳ではないから
 
レントゲン、MRI検査では、筋肉のこわばり、凝りは特定出来ないから、
炎症で片付けられるわけだ。正直、「なぜ痛むか分からない」がほんねだと思います。
 
圧痛部位、痛みの発信元を特定するのは、苦労します。




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