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赤松接骨院

愛知県名古屋市天白区
野並3丁目405
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院長ブログ 足関節、足部痛: 2018年10月

シーバー病( 踵が痛い )

踵骨の骨端症。レントゲンでは、踵骨後方の骨端核に
硬化像や分節像が映るものの、痛みとの相関性はなく、なぜ痛むのかは原因不明。 
アキレス腱の過牽引、急激すぎる成長、踵への衝撃など種々の説があるが明らかではない。

予後は良好で機能障害を残すことはないので局所の安静、温熱、クッションを敷いて、
踵をストレスから保護する程度でよい。整形外科学ではだいたいそう言われている。
 
だから、どこの病院へ行っても、「とりあえず安静」「安静にして様子を見ましょう」
と指導される。 成長痛だからと言う医療従事者もいまだにいる。
 
痛みは、侵害受容性疼痛、スタートは筋肉の微細な損傷だと思われる。
だから、押さえて痛い所
(痛みの受容器が過敏になった所)を探し、そこが施術ポイント。
 

【 症例1 10歳 男性  左踵痛 】
 野球を始めて半年、一か月前より痛みだし整形外科を受診。
「シーバー病だから長くかかりますよ」と安静を指示される。
 知人に紹介され当院へ。

歩くのはちょっと痛い、踵は押さえると痛いし、走れないとの事。
 腓腹筋、ハムストリング、内転筋、大腿筋膜張筋部に強い圧痛あり、
それらの筋肉をアキュスコープを使い、ほぐすように施術。 
2回行い野球をしても痛みは出なくなった。
 

【 症例2 10歳 男性  右踵痛 】
 体操、水泳をしているが、3か月ほど前より痛みが出現、最近酷くなり整形外科へ
シーバー病と診断、スポーツ禁止と指導された。 コーチに相談し、当院へ。
 
腓腹筋、ヒラメ筋、内転筋、大腿筋膜張筋、中殿筋に圧痛あり、
それらを3回施術し痛みは無くなった。
 

【 症例3 11歳 男性  左踵痛 】
 バスケットをしていて徐々に痛みだし整形外科へ、シーバー病、安静を指導される。
リハビリに2週間ほど通い症状が改善してきたため、バスケット再開するも、同日痛み出現
まともに歩けなくなった。

整形外科を受診しても安静しか言われないため、シーバー病で検索、
どこに行っても良くならないシーバー病はお任せと言う「OO整体」へ、
数回通い、歩けるようにはなったが、やはり走れない、練習に行ってもすぐ見学。
知人に紹介され当院に。

 圧痛部位、押さえて痛い筋肉を2回施術し、練習しても痛まなくなった。
 
踵が痛いからそこにつながった筋肉だけが強ばっている訳ではなく、いろんな筋肉が連動している、
だから、押さえて探して施術、一つ漏れててもすぐ痛くなる。
 腓腹筋、ヒラメ筋だけでは、一時的に痛みは軽減するが、消失はしないだろう。

骨端線と痛みは関係ないように思う。

 ちなみに、ホームページでよく「根本解決」「根本的に〇〇」の根本って何を指してるの?
調整って何? 何をどうしてるの?
 ぼんやりした表現、長々と同じような言葉の繰り返しばかりで、何が言いたいのか僕には
理解できないな~。




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